FW 高木 彰人とは?【ザスパクサツ群馬 選手紹介】

選手紹介

【移籍決定】高木彰人は2023年12月30日にSC相模原への完全移籍が発表されました。高木彰人の新天地での活躍を引き続き応援しましょう!

この記事では2021年よりザスパクサツ群馬に在籍する高木彰人について、プレーの特徴、過去の経歴、注目ポイントなどについて紹介します。

この記事を読むことで、試合中に高木彰人のどういうプレーに注目すると、より観戦を楽しむことができるかを理解できます。また、高木彰人が過去にどこのチームで、どんな選手たちと共にプレーをして、どんな活躍をしてきたかを理解することで、より選手に感情移入しながら応援を楽しめるようになります。

高木彰人はどんな選手か?

高木彰人は2021年からザスパクサツ群馬に加入したFWの選手です。足元の技術を活かしたドリブル突破が持ち味で、ザスパクサツ群馬ではFWのほか、右サイドMFのポジションで起用されることもあります。

2021年は23試合出場1得点、2022年は22試合出場1得点と、毎年コンスタントに出場機会を得ていますが、今後のさらなる成長と活躍に期待が掛かるストライカーです。

高木彰人の経歴

高木彰人は大阪府出身で、中学時代からガンバ大阪ジュニアユースに所属。当時からスピードとパワーを兼ね備えた国内トップクラスのストライカーとして名を馳せていました。2012年にはガンバ大阪ジュニアユースで全日本ユース選手権優勝をはじめ、史上初のU15年代全国三冠を達成します。この当時の同期メンバーには初瀬亮、市丸瑞希、1学年下には堂安律が在籍していました。

2013年にはガンバ大阪ユースに昇格し、さらに2014年にはガンバ大阪トップチームにも2種登録されます。そして2014年4月16日のナビスコ杯サガン鳥栖戦で先発し、宇佐美貴史の記録(17歳14日)を上回るクラブ史上最年少(16歳8ヶ月12日)での公式戦デビューを果たします。この頃から宇佐美2世と呼ばれ、クラブの将来を担う存在として期待されてきました。

そして2016年、いよいよガンバ大阪トップチームへの昇格を果たします。同時期昇格メンバーは初瀬亮、市丸瑞希、堂安律の3人です。しかし高木彰人はトップチームでの出場機会をなかなか得ることは叶わず、主にガンバ大阪U23チームメンバーとしてJ3を主戦場としてプレーします。

着実に経験を積む中で、その才能を発揮し始めたのが4年目の2019年。5月にJ3月間MVP受賞、トップチームでも7月3日の天皇杯2回戦にてトップチーム初得点を含む2ゴール、7月21日J3第13節にてプロ入り後初のハットトリック、この時点でJ3得点ランキング1位(11得点)に躍り出ます。この活躍も認められ、2019年7月25日にモンテディオ山形へ育成型期限付き移籍で加入します。活躍の場をJ2に移し、10試合出場1得点の結果を出します。この時のモンテディオ山形で正守護神だったGK櫛引政敏とは、後にザスパクサツ群馬でもチームメートとなります。

2020年は松本山雅FCにレンタル移籍で加入し、J2で12試合出場0得点の実績を残します。この時のチームメートには、田中隼磨、セルジーニヨ、藤田息吹などが在籍していました。

そして2021年に完全移籍でザスパクサツ群馬へと加入します。

高木彰人のプレースタイルと強み

高木彰人の強みは、ここぞという局面でゴールを決める勝負強さです。それを象徴するゴールが2022年6月22日に行われた天皇杯3回戦浦和レッズ戦で生まれています。前の試合、天皇杯2回戦モンテディオ山形戦でもゴールを決めていた高木彰人は、この試合でも先発します。相手の浦和レッズは格上のJ1チームですがこの試合でもメンバーを落とすことなく、江坂任、西川周作、ショルツ、岩尾憲などがスタメンに居並び、アウェイシートを埋め尽くす程のサポーターと共にザスパクサツ群馬に立ちはだかります。圧倒的に浦和優勢な試合展開が予想された中、前半35分に高木彰人の劇的なゴールで先制すると、ザスパクサツ群馬はこのまま虎の子の1点を死守し、浦和レッズ相手に勝利を収めています。ザスパクサツ群馬の歴史に残るジャイアントキリングを演じた、高木彰人の活躍と劇的なゴールは、今後もサポーターに語り継がれることでしょう。

また、今後どのポジションに固定されていくのかも高木彰人の注目したいポイントです。本職はFWの選手ですが、U15世代当時からサイドMFのポジションで起用されることも多い選手でした。ザスパクサツ群馬でも2022年はFWと右サイドMF両方のポジションで起用されており、複数ポジションをこなせる点も大きな強みです。今後のキャリアにおいて高木彰人が、どちらのポジションで勝負していくことになるかも注目していきたいですね。

高木彰人の注目ポイント

高木彰人はガンバ大阪ユース時代から、世代を代表する選手として注目されてきました。世代別日本代表への招集経験も多数あり、2017年にはFIFA U20ワールドカップに日本代表として出場しています。日の丸を背負って、堂安律、冨安健洋、中山雄太、板倉滉、三好康児、久保建英らと戦いました。

実は当初、高木彰人はU20ワールドカップ日本代表メンバー21名から落選していました。U20ワールドカップ出場の夢を絶たれた悔しさを乗り越え、所属するガンバ大阪でのプレーに気持ちを切り替えていた矢先、森島司の負傷離脱による追加招集を受ける形で急遽、U20日本代表に合流します。この時の心境を本人も、「追加招集という時点で持っている」「運も大事だと思う」と語っています。

控えメンバーの立ち位置から始まった本大会グループリーグ3試合で高木彰人に与えられた出場機会は、2戦目ウルグアイ戦後半88分からの途中出場のみ。なかなか出番が回ってこない厳しい現実の中でも、虎視眈々と高木彰人はその時を信じて準備に励みます。チーム編成に変化が生じたのはグループステージ第2戦のウルグアイ戦。この試合でエースFW小川航基が左ひざ前十字じん帯断裂と半月板損傷という大怪我を負いチームからの離脱を余儀なくされます。その影響もあり、決勝トーナメント1回戦のベネズエラ戦でついに「持っている男」高木彰人に先発のチャンスが訪れます。元々、森島司の代わりで追加招集された高木彰人はMF登録で、主に右サイドMFの控え選手という序列でしたが、負けたら終わりの大一番で本職のFWで先発の座を掴みます。残念ながらこの試合で高木彰人のゴールは生まれず試合も0-1でベネズエラに敗れてしまいました。しかし、「悔しさをバネにどん底から這い上がる経験」や「チャンスを掴みとる強運」など若い頃から「持っている」選手だったことは、高木彰人を応援する上で見逃せない要素ではないでしょうか。数値だけでは浮かび上がらない選手のストーリーに思いを巡らせながら応援するのも、面白いかもしれませんね。今後も高木彰人の活躍と再ブレイクに期待しましょう。

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